燻葉虫(魔)

燻葉虫 21歳 大学生 女性


 法条市に住む、私立甲花大学の3年生。奇怪好学部というオカルト部じみたところの所属。一応、現部長である。周囲にいる同輩や後輩などをアホ共と言いつつ、何だかんだ一緒にいながら気ままに調査をする。
 赤木西邑とは、部活の先輩の仕事の先輩であり部活の集合場所の店員、という奇妙な仲だが、気が合うのかそれなりにうまくやっている。



以下、ネタバレにつき反転



度重なる魔法との接触により、訪問者として魔法に目覚める。魔法名“迷宮理論(ロゴス・ラビュリントス)”。西邑曰く「才能がある」ようだが、1日足らずで魔法戦すら可能になるのは異常である。また、彼女がふと「うちの周りはこんなんばっかか」と魔法使い連中に対して言ったことから、法条市にはまだまだ愚者に紛れた魔法使いが潜んでいる可能性が窺える。


廃古書堂での一件後、本格的に“切り取られた世界”に預けられることとなった。円卓としては外典に訪問者を任せるなど以ての外であるのだが、本人の適正や性格、大法典内の事情からして、学院に送り込むには魔法に慣れているうえ、既に実戦で魔法戦をやってのけてしまったという事実が大きかったようだ。


彼女のアンカーである宗祇シノは異端者であり、何らかの契約上の関係を結んでいる。彼女が5歳の頃からこの関係は続いており、魔法使いになる前から魔法のことを知っていたかは現状では不明である。ただ、魔法使いとして目覚めた際の順応の早さからして、彼の干渉が無かったと考えるのは寧ろ不自然であり、何かしらの歪な関係があるのではないかと考えられる。

  • 最終更新:2016-05-14 13:40:21

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